天翔ゆいの自信を持ってさあどうぞ!第37回放送アーカイブ

天翔ゆいの自信を持ってさあどうぞ!第37回放送集合写真
天翔ゆいの自信を持ってさあどうぞ!第37回放送集合写真

2026年5月2日(土)北千住のCwaveで、天翔ゆいの自信を持ってさあどうぞ!第37回の放送が行われました。

今回も、レギュラーMCの天翔ゆいが別件のお仕事のためお休み。パーソナリティの佐藤和泉に、アシスタントMCとして沢木まこさんが加わり、賑やかなふたりでお届けしました。

街の人ゲストには、北千住の美容エステサロン「LUSTIA(ラスティア)」オーナー・男性エステティシャンのKEIさんをお迎えしました。

KEIさんは、東京生まれの50歳。もともとは国際物流会社に勤務し、PRやコンサルティングの仕事を経て独立。美容健康関係のクライアントが増えるなかで、自身も美容の仕事に興味を持ち、ECサイトで美容商材の販売をはじめたものの「あまり面白くなかった」とのこと。そこから男性エステティシャンという異色のキャリアへ転身された方です。

「LUSTIA(ラスティア)」というサロン名は、「輝き」を意味する〈Luster(ラスタ)〉と、「活力」を意味する〈Vitality(バイタリティ)〉を組み合わせた造語。「ご本人が輝かしく変化したことを感じれば、ウキウキした気分になる。そうすればまた新たな活力にもつながると思う。そんなウキウキした気持ちを提供できるなんて、最高の仕事だと感じている」というKEIさんの言葉に、サロンの根っこにある想いがにじんでいました。

そんなKEIさんがエステサロン開業を決意したきっかけは、ドラマ「北の国から」で田中邦衛さん演じる黒板五郎のセリフ。「だからおいらは小さくやるのさ。ありがとうのことばが聞こえる範囲でな」——手広く農作物を手がける農家は消費者の顔も分からず、お礼の声も直接耳にすることができない。その言葉から「自分もお客さまと直接ふれあえる仕事がしたい」と気づいたそうです。スタジオの空気がふっと静かになる、印象的な瞬間でした。

サロンを北千住に構えたのも、「知り合いに足立区は良いよと言われ、物件を探しているうちにすっかり北千住のファンになった」というご縁から。サロンで使う機器選びにも明確なこだわりがあり、決め手となったのは「自律神経にアプローチできる」という点。「親が鬱に苦しんでいたときに何もしてあげられなかった」というご自身の経験が、その選択の背景にあるとお話しいただきました。

番組では、KEIさんが使われている機器の写真をご覧いただきながら、金属の板やグローブを使って電気を送る仕組みを解説。さらに、佐藤和泉が実際にサロンに足を運んで施術を体験した取材映像もオンエアし、施術前と後の写真も披露——特に顎の位置がはっきり変わっていたのには、スタジオも驚きの声でした。

そしてもうひとつのトピックが、KEIさんがオープン前の去年4月にこの機器の技術コンテストで大賞を受賞されているというお話。賞状をスタジオに持ち込んでいただきカメラに抜くシーンも。「周りはキラキラ系の女性エステティシャンばかりだった」というコンテスト裏話に、男性エステティシャンとしてのKEIさんの立ち位置がよく伝わってきました。お客様の9割が40代以上の女性で、「キラキラした若いエステティシャンにやってもらうのが嫌」「別にスタッフが男性か女性かは気にならない、安心できるかできないかだ」というご意見をいただくというエピソードも、KEIさんならではの強みを物語っていました。

肌の断面図を使って、「温める(プラチナRF)→ 届ける(EP)→ 整える(MFR)」という層別アプローチを解説していただいたコーナーも、密度の濃い時間に。「施術だけじゃなく、おしゃべりしたくてやってくるお客さまがいる」という、個人サロンならではの温かいエピソードも印象的でした。

エンタメゲストには、俳優の南雲美香さんをお迎えしました。

神奈川県横浜市出身の南雲さんは、専門学校時代から俳優としての活動を始めた方。2023年9月より、「闇を知るために闇をのぞく」をコンセプトに据えたアンダーグラウンド演劇カンパニー「PSYCHOSIS(サイコシス)」のメンバーとして活動されています。

そして——実はアシスタントMCの沢木まこさんが所属しているアイドルユニット「Nyan7(にゃんなな)」の元メンバーでもあり、今回はそんなご縁での出演でした。和泉も「今子育て休暇中のメンバー・ちづるさんとクラリネットとオーボエで一緒に演奏したり、Nyan7の曲をまこさんと一緒に歌ったりしたことがあって、ずっと気になっていた」と、Nyan7という共通の入口からトークがスタート。

南雲さんがNyan7に入ったのは、最初に入った事務所の学校の同期がNyan7に加入する予定だったところ、彼女が事務所と揉めて辞退することに。そのピンチヒッターとして「何事も経験」と所属を決めたという経緯だったそうです。当時すでにメンバーだったまこさんとは、事務所のワークショップが初対面。「元気な面白い先輩だなぁと思った」という南雲さんと、まこさんとの当時の思い出話に、スタジオもなごやかな空気に包まれました。

Nyan7時代でいちばんの思い出として南雲さんが挙げてくれたのが、Tokyo Candollというバトルイベント。会場にいるお客さまの投票だけで結果が出る大会で、メジャーレコード会社と契約があるグループがほとんどを占めるなか、Nyan7は決勝戦まで勝ち進んだそう。「決勝に進んだグループの中で唯一wikiがなかった」というエピソードに会場から笑いが起こりつつも、「ステージ上から見た景色は忘れられない」「号泣しながら歌ってた」と振り返るふたりの表情からは、あの日の熱量がそのまま立ち上ってくるようでした。

専門学校もまこさんと同じ系列だったという南雲さん。卒業式の翌日が初舞台(エアースタジオ「蒼い季節」)の初日と重なり、卒業式の2次会に行けず「とてもがっかりした」というエピソードも、若かりし日の青さを感じる素敵な一幕でした。

エンタメ活動を志すきっかけになったのは、高校生のときに観た**月蝕歌劇団「ドグラ・マグラ」**だったそう。「ドグラ・マグラ」は1935年に刊行された夢野久作の長編小説で、日本三大奇書のひとつ。「読んだら頭がおかしくなる」とまで言われる作品ですが、南雲さんにとっては自分のバイブル。「読み終わって最初に抱いた感情は”わかる”。わからないけどわかる、この不思議な感覚。一貫して『自分とは何か』自己の同一性を説いていると感じ、当時高校生の自分には共感するものがあった」という言葉が、強く印象に残りました。そして去年、そのきっかけとなった作品に、南雲さんは自身の所属するPSYCHOSISの公演として出演——長年の思いが叶った瞬間でもあったそうです。

そんな「闇の中に美しさを見つけようとする」ような作品に出るようになったきっかけは、月蝕歌劇団「陰陽師安倍晴明ー最終決戦ー」のオーディション。当時演出を務めていた現PSYCHOSIS主宰・森永理科さんから推されながらも、結果は落選。「納得がいかないくらい悔しかった」という南雲さんに、森永さんから演出助手として参加しないかと声がかかります。「顔合わせには、誰が受かったかを確かめに行くくらい攻撃的になっていた」というところからのスタートだったとのこと。結果的に、降板者が出たことで本番にも出演することになり、その出会いが今のPSYCHOSIS加入につながっていきました。

PSYCHOSISへの加入も、森永さんから「立ち上げるから手伝ってくれないか」と声をかけられたのが始まり。第二回公演「TSUYAMA30-津山30人殺し-」から出演し、2023年9月に正式劇団員に。「先輩ばかりの最年少でとても緊張した毎日、ダンスや激しい動きに必死に食らいついた」という初出演時のお話も印象的でした。

数多くの出演作の中から、思い出に残っている作品として南雲さんが選んでくれたのは2本。

1本目は、2024年2月に上演されたガラ劇第二十五弾公演「ガラ版 元寇」。モンゴル帝国側の大将を演じた作品で、「人生で初めてあんなにたくさんのセリフを言った」「初めて台本を読んだとき、この役は誰がやるんだろうと思っていたら、まさかの自分だった」というエピソードからも、当時の挑戦の手応えが伝わってきます。

2本目は、2023年7月に上演されたPSYCHOSIS「疫病流行記」。実はこの作品のフライヤー、2023年に配られた舞台や美術展のチラシから人気投票で年間大賞を決める「2023年おちらしさんアワード」で1位を獲得した一枚。デザインを手がけたのは、森永理科さんご本人だそうです。デザイナーでもある和泉も、その秘密が気になるところでした。南雲さんは「悪徳医者」役で、はじめての寺山修司作品。「いわゆる賑やかし役で飛び道具みたいな役だった。自分のポジションが認識しやすく、感覚や瞬発力を認識できた役」と振り返っていました。

ここで、街の人ゲストのKEIさんに「舞台はご覧になりますか?」と話題が振られる場面も。エステと演劇という一見遠い世界のゲスト同士が、番組のなかで自然につながっていく瞬間でした。

番組ラストには、告知タイムも。次回公演はPSYCHOSIS FILE:009『新撰組 IN 1944』。2026年7月24日(金)から29日(水)まで、ザムザ阿佐ヶ谷にて上演されます。新撰組が1944年のナチス・ドイツに迷い込むという、高取英の大人気作品『新撰組 in1944ーナチス少年合唱団ー』をPSYCHOSISが上演する一作。タイトルだけでも只ならぬ気配を感じるこの公演、ご興味のある方はぜひ足を運んでみてください。

次回は6月6日(土)、15時から生放送でお届けします。お楽しみに!

放送はCwaveのYouTubeチャンネルにアーカイブされています。ご覧になれなかった皆さま、またもう一度ご覧になりたい皆さま。番組アーカイブをどうぞご覧下さい!

天翔ゆいの自信を持ってさあどうぞ!2026年5月2日放送分

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